認定農業者の会 冬季研修会に参加した。
講師は、舟山康江農林水産大臣政務官。 認定農業者ら約70人を前に、 「政府が掲げる農業政策と戸別所得補償制度」について 主に戸別所得補償モデル対策について理解と協力を求めた。 説明では「必要な米に対しての赤字補てん対策と 麦、大豆などへの助成制度で生産拡大を促す対策をセットで行うもの」とし、 米どころ山形、庄内では恩恵を受ける度合が高いと語った。 講演後、「需給調整について」の質問では 「需給バランスと備蓄米制度は異なるもので、備蓄は調整弁ではない」と答えた。 研修終了後、気がかりだつたので個別で政務官に 「全国的な豊作や実質的に選択制になるこの制度で、 米が過剰生産になったときの対策はどうなるか」 とお聞きしたら、政務官は 「まだ詰めなければならないところもあるが、 主食米を新規需要米に廻すこともあり得る」と答えた。 米の需給調整機能について、もっと詳しく聞きたかった。 懇親会でも、「米価下落が最大の懸念材料」との声があった。
by saitou-hisasi
| 2010-02-01 11:06
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